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3.あなたの冷え性はどのタイプ?
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3.あなたの冷え性はどのタイプ?



タイプの違いによって対策も異なる?
手足が冷たかったり、冷房のなかにいると体調が悪くなったりする人は、自分自身で「冷え症」であることがわかります。しかし、手足が人より温かいという人のなかにも、「冷え症」といわなければならない人もいるようです。そして、一言で「冷え症」といっても、その原因や症状は千差万別。対処の方法も異なってくると考えられます。

あなたの「冷え症」は内臓からくるものですか?それとも血管が収縮しているのでしょうか?あるいは、セルライトがいたずらをしているのかもしれません。これまで、きちんとしたメカニズムが解明されず、ひとまとめにされていた「冷え症」の正体と分類を知ることで、自分の問題がどこにあるのかをきちんと把握してみてはいかがでしょうか。

そのために、このページでは「どんなタイプの冷え症があるのか」を分かりやすく説明しています。冷え症の方は、分類されたタイプのどこかに必ず当てはまりますから、自分自身の症状と照らし合わせてみてください。 まず、冷え症は大きく分けて、皮膚の温度が「上昇するタイプ」と「低下するタイプ」のふたつのタイプがあります。その2つとは、
1. 皮膚温度上昇タイプ(血管拡張型・ニュータイプの冷え症)

1. 次世代型冷え症
手足はもちろんのこと、全身がとても寒く感じる。
(ときとして足元がほてったり冷えたりする )

2. かくれ冷え症
足や手のほてりのみを感じる。
(冷えは感じない)

2. 皮膚温度低下タイプ(血管収縮型・従来の冷え症)
皮膚温度の低下するタイプは冷え症のなかの60~70パーセントを占めますが、
それはさらに5つのタイプに分けることができます。

1. 末梢血管収縮型冷え症
主に手先、足先が冷える。秋から春につらくなる。

2. 内臓温度低下型冷え症
主に下半身が冷える。上半身がほてることもある。

3. 甲状腺機能低下型冷え症
基礎代謝の低下。低体温。除脈(1分間60以下)太りやすい。

4. 循環不良型冷え症
低血圧。貧血。ドロドロ血液。

5. セルライト型冷え症

です。温度が低下するのは従来から見られた冷え症ですが、上昇するのは新しいタイプの冷え症です。

どちらのタイプも冷えを強く感じますが、皮膚の温度が上昇するタイプの人のほうが、なぜか、冷えとしての訴えは強力になります。

そして、それぞれがさらに細かいタイプに分けられます。
3. 甲状腺機能低下型冷え症
甲状腺というのは、喉元の前面で喉仏の下、胸骨(胸の前面の骨)のすぐ上に位置する、重さ10~15グラムほどの小さな蝶の形をした内分泌器官です。
この小さな器官は、身体の酸素利用効率、さまざまな器官の働きぐあい、身体が食物を燃焼させるスピードなどをコントロールし、身体の代謝をつかさどるという大切な働きをし、甲状腺ホルモンを分泌しています。
近年、軽度の甲状腺機能低下症が世界的にも問題になっています。カリフォルニアのP・スター博士によると、「実にアメリカ人の10~20パーセントの人が甲状腺機能の低下に陥っている」ということで、その対策が急がれているようです。
甲状腺機能が低下すると、いったいどんなことが起こるのでしょうか?
症状としては、肌荒れ、肌の乾き、まぶたや顔がむくみやすい、低体温、徐脈(脈拍1分間60以下)、太りやすい、便秘、汗が出にくい、髪の毛がぱさつく、脱毛しやすい、コレステロールが高め、無気力感、冷え症などがあげられます。
まさに「女性の敵」ともいえる症状ばかりです。
もし、あなたがこのような症状のうち、5項目以上に該当するようなら、軽度甲状腺機能低下症が疑われます。
甲状腺の構成成分は、海藻類を主成分とするヨウ素(ヨード)なのですが、日本は海に囲まれているため、ヨウ素が不足するということは、まずありえないと考えられてきました。ですから、甲状腺の機能低下症はそれほど多くないといわれてきたのです。
しかし、最近になって、さまざまな研究により、日本人にも多くの軽度甲状腺機能低下症が存在することがわかってきました。
その原因としては、ヨウ素(ヨード)自体の不足や、たとえ充分に摂取したとしても、遺伝的に体内に取り込むことができない、その逆の過度な摂取(毎日のように昆布、ワカメなどの海藻類を多量に摂取している)、環境ホルモンの悪影響などがあげられています。
甲状腺機能低下症であるかどうかの簡単な検査法としては、毛髪を少量取り、ヨウ素量を調べる方法があり、その他には血液検査などがあります。



 

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