静電気対策を考えた場合、衣服の繊維にはそれぞれ相性があります。 たとえば、ウールとポリエステルやアクリルは静電気の発生しやすさから考えた場合、相性はよくありません。一例として、ウールのセーターとフリースの組み合わせがあります。化学繊維はナイロンとレーヨン、ポリエステルとアクリルの相性はよく、天然素材では綿と革、絹などがよい相性です。 これらの相性を考えて衣服を着用することが、静電気の発生防止には大切です。ただし肌に近い場所は天然素材をおすすめします。 毛、綿、絹などの天然素材は吸湿性や保温性に優れ、特に絹は湿気を吸い、外に吐き出すため、肌と絹繊維のあいだには常にサラサラに保たれ、冷え症対策にはもってこいの素材です。 右の図は、ふたつの物質が摩擦したときの静電気の起こりやすさを表わしたものです。 この図では、離れているものどうしほど静電気が起きやすく、近づくほど起きにくくなることを表しています。 つぎに重要なのは、足元です。帯電している静電気は足裏より地面にアースされます。つまり、靴底です。この靴底がゴムやプラスチックの素材でできていると、静電気が地面に逃げにくくなり、帯電している状態がつづいてしまいます。 対策としては、靴底をできるだけ革などの天然素材でできたものにしたり、靴下はシルク製のものを使用します。ストッキングやタイツなどを着用する場合は、シルクが入っているものを使用するか、シルク製の足指ソックス(足の指先のみのソックスで、ストッキングの足先の色が濃くなっている部分の下に履き、履いていることがわからないように隠れるもの)を履きます。
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