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| 妊娠がわかったのは、6月に入ってからのことでした。 でも、それまで長い闘いだっただけに、本当にこのまま自分のお腹のなかで順調に育ってくれるのかどうか、手放しで喜ぶことはできませんでした。 10年のあいだに、妊娠・出産は神様の領域で、自分の思いどおりにはならないということを身をもって体験していたからです。ですから、夫と私の両親に知らせたのは、妊娠がわかってからさらに1ヶ月がすぎ、もう大丈夫と確信をもってからのことでした。そのとき、私も夫も初めて心から喜べたような気がします。 産婦人科の先生に、冷え症の治療、体質改善をしたという話をしたところ、「冷たいお腹じゃ、あかちゃんもいやだったのね。冷たくてぺたんこのベットより温かくてふかふかのベットにいたいものね」といわれたことを、いまでもはっきり覚えています。 私も本当にそう思いました。でも、どんなに大きな病院でも、産婦人科では温かなベットになるための治療はしてくれないという現実があるのです。 あの日、「冷え症研究所」のドアを開けることができたのが、今の私たち家族の幸せにつながっています。 いま、我が家は8ヶ月の男の子を中心に生活がまわっています。 健康ですくすく育ってくれている我が子を見ると、長いあいだの闘いも苦しみもすっかり喜びに変わりました。 冬場の靴下も必要なくなったママは、いつも元気いっぱいの明るい母親でいたいと思います。 |
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